学校情報

西武文理中学校 第1回入試 算数 解答・解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日1月10日より、埼玉県での入試が開幕いたしました。

埼玉県にご在住の方はもちろんのこと、東京の方も1月校として受験された方も多いかと思います。

自分の志望校であっても、練習として受験しただけであっても、せっかく受験したからには復習までしっかりやっておきたいところです。

今回は西武文理中学校の第1回(1月10日実施)の算数の解答・解説を作ってみたので、復習にご利用いただければと思います。

合格された方も残念ながら合格できなかった方も、次に向けてしっかり復習しましょう。

解答・解説はこちらからご覧ください。

令和2年西武文理中学校算数解答・解説

 

以下は各問題の講評と、復習すべき内容を書いておきます。

 

1(1)易(2)易(3)やや易(4)やや易(5)易

単純な計算問題なのですべて確実に正解したい。

 

2(1)やや易(2)やや易(3)標準(4)標準(5)やや易

西武文理らしく、2番でも一ひねりある問題が見られる。(1)はあまりの性質、(2)は食塩水の基本的な理解、(5)は直角二等辺三角形の性質と比の理解があれば解ける問題のため確実に得点したい。

(3)はあまり見かけない問題ではあるため、とっかかりがつかめない場合は樹形図を書いてもいいだろう。正確に数えきる緻密さが必要になる。

(4)もあまり見かけない問題のため面食らった方もいるかと思われる。三回転という情報をどう処理するか、が鍵であった。

(1)、(2)、(5)は解けなかった場合はぜひ復習して欲しい。

 

3(1)易(2)標準

(1)は全体でみても最も簡単な問題なのではないだろうか。直観でも数えてみてもどちらでも正解に行きつくはずである。

(2)は正確に数える必要があり、時間の限られた試験時間の中ではケアレスミスを誘発しやすい問題である。あまり見られない問題ではあるので、復習にはあまり時間を割かなくてよい。立体の表面に色をぬる問題は頻出なので、類題を解いておくといいだろう。

 

4(1)易(2)標準

(1)は表を書いて整理するだけなので確実に得点したい。

(2)は表を整理したうえで比を使って解くことが必要になる。典型的な問題なので解けなかった場合は比をしっかり復習して欲しい。

 

5(1)易(2)やや難(3)やや難

(1)は問題文が読めているかどうかを問う問題である。問題文をしっかり読み込み、条件を整理すれば速さと比に出てくる超基本問題だとわかる。後半の問題で、文も長いからと敬遠せずに確実に得点したい。

(2)は二つの条件を整理したうえで差に注目しなければならず、やや着眼点が難しい。悩んだ場合は飛ばすのも一つの選択肢だろう。

(3)は(2)が解けさえすれば簡単に解くことが出来る。

 

6(1)やや易(2)やや難(3)やや難

(1)は時間の比から注ぐ水の量の比を出すのだが、工夫をしないと計算量もそれなりにある。しかしながら基本問題であるので、確実に得点したい。

(2)はくせのある問題である。つるかめ算を使って解くことになるだろう。厄介なのは、図2で与えられているグラフと、答えが全くそろわないこと。図2の注に目盛りは正確ではありません、とされている通り、全く正確でないので、答えが出ても不安になった人も多いはずである。なかなか難しい問題であった。

(3)(2)が解けてしまえばあとは計算問題。正確に計算するだけである。

全体講評

西武文理は最低限5割の点数をおさえたい。今回は易とやや易で10問となり、ちょうどこれらをとれば50点に届く。易とやや易で落とした問題は確実に解けるようにしたい。そのうえで、自分の得意な分野に関しては標準レベルの問題も解けるようにするといいだろう。

 

質問がある場合にはメッセージ、電話にて受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*