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【英語攻略法】リスニングを得点源に

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今回はリスニング問題の勉強法について書いていきます。

 

近年、高校受験でも大学受験での英語のリスニング問題は増加傾向にあります。

しかしながら、リスニングは何かと後回しにしてしまい、苦手とする受験生が非常に多い分野です。

一方、リスニング問題の難易度は比較的低い場合も多く、対策次第では得点源としやすい分野です。

 

かくいう筆者も、大学受験時、センター試験リスニング、東大のリスニングともに満点でした。

帰国子女や留学経験がなくとも、リスニングで高得点を取る方法を書いていきたいと思います。

 

前提となる2つのこと

継続は力なり

まずリスニング対策をしていく中で最も大切なのは、継続することです。

1日さぼったら、2日分力が落ちると思っていただくといいと思います。

短い時間でも、とにかく毎日やり続けることが非常に重要です。

 

読解力をつける

ネイティブでなければ、自分が読解できる文章より高難度の英文を聞き取ることはできません。

ですので、リスニングの力をつけようと思えば、その前提となる読解力をつけていかなければなりません。

もしリスニングのスクリプトを読んでみて内容が理解できないようであれば、それは読解力不足です。

リスニング対策と並行、もしくはリスニング対策に先んじて読解の練習もするようにしてください。

 

具体的なリスニング対策

50語~100語程度の英文で

まずは50語~100語程度の英文とその音源を入手しましょう。

個人的には様々なレベルがあり、読解の練習にもなる『速読英単語』のシリーズがいいかと思いますが、

教材は何を使用していただいてもかまいません。

ただ、あまり短すぎる文章や、逆に長すぎる文章は避けたほうがいいでしょう。

短すぎると、音を聞き取れるようになる前に文章を覚えてしまいますし、

長すぎると最初のうちは学習意欲がなくなる恐れがあります。

50語~100語程度の文章をまずは用意しましょう。

 

聞く→読む

次に用意した文章をまずは2回ほど聞いてみましょう。

文章の内容を把握した後は、精読をしてみましょう。

リスニングでどの程度解釈があっていたか、聞き取れなかった(誤認した)部分はどこか、

を精読しながら確認しましょう。

 

とにかくシャドーウィングをする

シャドーウィングとは、音源を聞きながらそれに合わせて発音することです。

先ほどの精読で文章の内容を理解したら、まずはスクリプトを見ながらシャドーウィングしてみましょう。

 

その後、スクリプトを見ずにシャドーウィングをしてみましょう。

見ながらであれば聞き取り・発音ができていても、

スクリプトを閉じてみると、聞き取り・発音ができない箇所が必ずあると思います。

 

その部分にチェックを入れ、もう一度スクリプトを見ながらシャドーウィングをします。

とくにチェックを入れた部分はどのように聞こえるのか、どのように発音されているのか、入念に注意をしてください。

 

その後、またスクリプトを見ずにシャドーウィングをします。聞き取れなかった部分はチェックします。

 

この作業を、スクリプトを見ずにすらすら文章がシャドーウィングできるようになるまで繰り返してください。

適切な難易度の英文を選んでいれば、5回~6回ほど繰り返せばできるようになるはずです。

もし10回以上かかってしまうようであれば難易度を少し落としたり、再生スピードを下げてみるといいでしょう。

(1~2回でできてしまう場合には、難易度を上げたり、再生スピードを上げるといいでしょう。)

 

毎日繰り返す

この作業を毎日繰り返してください。

最初の精読に10分、その後シャドーウィングに10分~20分(完璧にまるまで)、

一日30分程度行うだけでかなり力がつきます。

30分がどうしても確保できない場合には、

1日目精読10分、シャドーウィング5分

2日目シャドーウィング15分

というように分けてもいいと思います。

ただここで毎日行うということを忘れないでください。

 

難易度を上げてみる・過去問を解いてみる

2か月も継続していればリスニング能力が向上してくるのを感じられると思います。

志望校のレベルにもよりますが、文章の難易度や再生スピードを上げて練習していくのもいいでしょう。

またシャドーウィングだけでなく過去問など、実際に問題を解いてみましょう。

問題を解き終わった後は、何を聞き違えたのかを分析し、

シャドーウィングで復習をするとさらに練習になります。

 

もっとレベルを上げたい人は、、、

基本的には過去問を繰り返し解くことで問題はないと思いますが、

筆者は

『当日英語を読み人がCDのようなきれいな発音をしてくれるかわからない(訛りとかあるかも)』

『本番が練習よりも早かったらどうしよう』

という不安がぬぐい切れなかったため、

CNNなどのニュース英語を聞くようにしました。

ニュース英語は一度聞いてもらえばわかると思いますが、速度がかなり早く、またさまざまな訛りのキャスターが登場します。

正直ここまでやるのは余裕がある人だけで構いませんが、

東大の英語リスニングで満点を狙いたい人にはお勧めの方法です。

 

まとめ

リスニング対策は、1にも2にもまずシャドーウィングが大事だと思います。

毎日続けてリスニングを得意にしてしまいましょう。

リスニングは海外に行った時に非常に役に立つため一石二鳥です!

 

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