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【大学入試】共通テスト後の過ごし方

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共通テスト、お疲れさまでした。

二次試験に向けて弾みをつけられた人、思うように点数が伸びなかった人、いらっしゃるかと思います。

しかし、国立大学を受験される方にとっては、一息つく暇もなく、

ここから二次試験に向けたラストスパートが始まります。

 

共通テストに向けて基本的な知識や解法を十分身に着けてこられた来たと思いますので、

残り1か月ほどは、それを二次試験レベルの問題に通用するように実践力を鍛えていくことが必要になります。

特に現役生にとっては、この最後の1か月強が最も実力が伸びるため、

残りの時間の過ごし方で合否が決まるといっても過言ではありません。

 

では、残り1か月間でどのような勉強をしていくべきなのか。

どの科目でも以下の3点に気を付けて勉強を進めていただきたいと思います。

 

①時間配分を身に着けること

②減点されない答案を作成すること

③得点の上げ幅が大きい科目を優先すること

 

順番に見ていきましょう

 

①時間配分を身に着けること

これは言うまでもないかもしれませんが、

過去問や予想問題を通じて、時間配分を身に着けることが重要です。

共通テストまでの勉強を経て、知識や解法が身に付き、解ける問題が多くなった結果、

時間がたりなくなってしまうというのはよくあるケースです。

 

実際の過去問や、予想問題を時間を図って解いてみて、時間間隔を身につけましょう。

そのうえで、科目ごとにどの大問にはどれだけ時間をかけていいかなど、自分なりの計画を立てましょう。

そして、その計画通りにいくように練習を重ねましょう。

最終的には、計画の時間から1割引いたくらいの時間で解ききれるようになると、本番でアクシデントがあっても安心ですね。

 

②減点されない答案を作成すること

二次試験が共通テストと大きく違ううこととして、多くの問題が記述式であることが挙げられます。

記述式の問題の場合、ただ解けることが重要なのではなく、

☑答案が相手に伝わるものになっているか

☑論理が破綻していないか(論理が抜けていないか)

などに注意を払う必要があります。

 

大学受験は1点、2点が合否を分けることも少なくありません。

1点でも減点されないように、そして1点でも多くとれるような答案づくりを心掛ける必要があります。

 

答案作成は、赤本や青本などの模範解答を見ながら自己添削する方法もありますが、

自分では正確に添削ができない場合が多いです。

 

そんな時は、添削指導を受けることがお勧めです。

個別指導塾フォルテ四谷校では、直前期の添削指導のみをご受講いただけます。

周囲に添削を頼める人がいない方は、最後の追い込みに是非お問い合わせください。

 

得点の上げ幅が大きい科目を優先すること

「すでに過去問で8割取れている科目で、9割を目指す」のと、

「現状過去問で得点5割の科目で、6割を目指す」のは、

どちらのほうが簡単だと思いますか?

 

もちろん、科目によっても個人の適正によっても答えは異なるのですが、

多くの場合後者のほうが楽な場合が多いです。

それは、まだ5割しか取れていないということは、基礎知識を見直したり、時間配分を見直したり改善の余地が多くあるためです。

 

残り時間が無限にあるならばもちろん得意な科目で9割を目指してもいいですが、

残り時間が限られている中では苦手な、上げ幅の大きい科目を優先して勉強するべきです。

 

こういうと何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれません。

しかし、案外多くの方が、好きな科目や得意な科目についつい時間をかけてしまい、

結局苦手科目がそのままおろそかになってしまうというケースも大いにあります。

 

まずは、残された時間、それぞれの科目であと何点取りたいのか、そのためにどれだけ勉強する必要があるのか、しっかりと計画を立てることをお勧めいたします。

 

P.S 国立志望者の私立受験について

「私立は何校くらい受けるべき?」

国立志望者からよく聞かれる質問です。

 

私は

「少なければ少ないほどいい」

と答えています。

 

私立受験をする前に、第1志望ではなくとも数年分は過去問演習をする必要があります。

また私立を受験する日はほとんど丸1日ほかの勉強ができないこともあります。

そうすると、残り40日弱のうち、私立1校につき、2~4日分、国立対策に充てられる時間が少なくなります。

 

共通テスト利用で合格が取れた方や、落ちた場合に浪人できる方は、極論国立1校のみがベストだと思います。

一方、共通テスト利用で合格がまだなく、浪人は絶対にしたくないという人でも、3~4校くらいに抑えておくといいと思います。

 

第二志望といえる学校を1~2校、第二志望よりレベルが低く合格点を安定的に超えられる学校を1~2校、どんなに失敗しても合格できそうな学校を0~1校、選び、合計3~4校の受験が現実的だと考えています。

 

最後に

最後の1か月の過ごし方で合否は大きく変わります。

個別指導塾フォルテ四谷校では、残り時間の過ごし方について、アドバイスを行っております。

他者の視点からアドバイスが欲しい方や、添削指導をご希望の方はぜひ下記までお問合せください。

 

問い合わせ先:080-3368-5948(個別指導塾フォルテ四谷校 校舎長 藤城)

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