まず、初等部と中等部の基本情報を表にまとめてみました。
初等部 | 中等部 | |
児童数 | 645 | 677 |
教職員数 | 54 | 182 |
所在地 | 東京都国分寺市本町一丁目2番1号 | 東京都国分寺市本町一丁目2番1号 |
内部進学生と外部からの受験生の特徴と違い
内部進学生→①言われなくてもコツコツ勉強できる生徒と、②6年間のびのびと過ごしてきた生徒で分かれる傾向にある。
外部からの受験生→受験勉強を経験しているため、小学校までの知識が高いレベルで身についている。
中等部では外部からの受験生が加わり、平均的な学力も少し高くなります。
勉強自体はどう変わるの?
中学に入って勉強が最も大きく変わるのは、数学と英語です。
数学
今までの算数と比べ、内容は代数と幾何に分かれ、高校数学の基礎となることから、レベルもさらに難しくなります。
理解すべき概念や公式が増え、遅れると追いつくのが大変になってきます。
テキストに関しては、一般的な一貫校で使われているものを使用しています。
英語
簡単な英単語に加え英文法の勉強が始まります。教材は一般的だが、テストでは教師作成のプリントから二割ほど出題されるため、対策が必要となります。
高校の勉強に直接的につながる内容なので苦手をつくらないのが大事になります。
気は早いけど、高校はどんな感じ?
大学の学部選択のための成績評価は、1200点満点で評価。
内訳は3年間の内申600点、高3の5月と10月に行われる学テ600点(300点×2回)
学テの難易度は共通テストよりもやや簡単なレベルで、しっかり対策すれば高得点も狙える。
→しかし内申点は逆転が難しいので、定期テスト対策がとても重要です。
学部選択のボーダー
・政治経済学部 約900~1000点
・商学部 約700~800点
・社会科学部 約600~650点
・法学部、教育学部、文学部、文化構想学部はこれらより低め。
・人間科学部、スポーツ科学部:定員割れ。入れない人はほとんどいない。
また、政治経済学部と国際教養学部の進学には、TOEFL ITP 450点以上が必要です。
→レベルとしては、英検2級から準1級の間くらい
伸びる生徒の特徴
塾でいろいろな生徒を見ていますが、伸びる生徒の特徴は学校以外での学習習慣が身についていることです。
当たり前に聞こえますが、学校以外でコツコツ勉強できる子は結構少ないです。
特に内部進学生はよく言えばのびのび、厳しく言えば勉強習慣が身についていない子が多い印象です。
『一貫校に入れたからにはのびのびさせたい』
仰る通り、勉強以外にも大事なことはいっぱいあります。
ですが・・・
もちろん無理する必要ありませんが、
いずれ必要になるもの(数学、英語、学習習慣)
は少しずつでも
早めに身に着けるほうが得
だというのも事実です。
結局どうすればいいの?
『いろいろ変わるけど結局何をすればいいのか』
進学前は誰でも不安になります。
ですが・・・
①数学と英語の苦手を作らないこと、
②少しずつでも学習習慣をつけていくこと
を気を付けていれば安心です。
それでも・・・
『家庭での勉強管理は大変』『勉強のことはよくわからない』
という方には、ひとりひとりの生徒に責任を持ち、講師とコミュニケーションがとりやすいから安心の個別指導塾がおすすめです。
実際の声が聞きたい方へ向けて、
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まとめ
・中学からは外部からの受験生が加わり、競争のレベルがあがる
・英語、数学は苦手があると追いつくのが大変になってくる
・大学の学部選択は、内申と学テの成績で決まる
・勉強習慣が身についているかが大事
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