学習塾の種類・料金相場は?費用対効果を高めるポイント

お子様の学習塾を選ぶ際に気になるのが、塾へ通うための料金ではないでしょうか。学習塾の料金は、塾の種類や授業形式、お子様の学年によっても大きく異なります。こちらでは学習塾の種類とあわせて、小学生・中学生・高校生の学年別に学習塾の料金相場、学習塾の費用対効果を高めるポイントもご紹介しますので、塾を検討する際の参考にしてください。

学習塾の種類を知ろう

学習塾の料金を比較する前に、把握しておきたいのが塾の種類です。学習塾は以下の3つに大きく分かれ、それぞれ料金が異なります。

集団指導塾

10人前後~数十人の生徒を講師一人が指導する一般的な学習塾です。講師一人で多くの生徒を教えるため、料金は最も安くなります。

個別指導塾

生徒1~3人に対して講師一人で教えます。料金は集団指導塾よりも高い傾向にありますが、丁寧できめ細かい指導が受けられます。

家庭教師

講師からマンツーマンで指導を受けられるため、料金は最も高くなります。しかし、生徒のレベルに合わせて丁寧な指導が受けられるため、効果が得られやすい学び方でもあります。

個別指導と集団授業の違いは?

小学生・中学生・高校生が学習塾に通うなら、個別指導と集団授業のどちらを選ぶべきかお悩みの方も多いでしょう。こちらでは、個別指導と集団授業それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット デメリット
個別指導
  • 生徒一人ひとりの理解度に合わせて学習を進められる
  • スケジュールの融通が利きやすい
  • 講師との信頼関係が築きやすい
  • いつでも質問しやすい
  • 周囲に仲間がいないためモチベーションを保ちにくい場合がある
  • 集団授業に比べて料金が割高になりがち
集団授業
  • カリキュラムや設備が充実している
  • 料金が個別指導に比べて割安
  • 他の生徒と競争意識・仲間意識が芽生え、モチベーションが高まりやすい
  • 指導力の高い講師の授業が受けられる
  • 生徒一人ひとりの理解度に合わせにくく、授業についていけない可能性がある
  • スケジュールが決まっているため部活・学校行事との両立が難しい
  • 友達がいることで勉強に集中できない場合がある

こうしたメリット・デメリットを踏まえ、小学生・中学生・高校生のお子様の学習理解度や性格を十分に考慮して学習塾を選ぶことが大切です。例えば、他の生徒と勉強したほうがモチベーションが上がる、わからないことを積極的に質問できるというお子様は、集団授業の学習塾が向いているでしょう。一方マイペースなお子様や、他の生徒が周りにいると気を遣ってわからないことを質問できないお子様には、個別指導の学習塾がおすすめです。

学習塾の料金相場は?小学生・中学生・高校生別でご紹介

学習塾の料金は、子供の学年によって異なります。こちらでは平成30年に文部科学省が発表した情報をもとに、小学生・中学生・高校生それぞれの学習塾の料金相場をご紹介します。

以下出典:文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」

小学生の学習塾の料金相場は?

小学生の学習塾費の年間平均額は公立約5万3千円、私立約25万3千円で、公立・私立ともに4年生頃から出費が増える傾向にあります。これは学習内容が複雑になり塾に通う子供が増えることや、中学受験対策のカリキュラムが始まるためと考えられます。

中学生の学習塾の料金相場は?

中学生の学習塾費の年間平均額は公立20万3千円、私立約15万3千円で、公立のほうが費用が高くなっています。私立は中高一貫校が多いため受験対策がない分、費用が抑えられると考えられます。高学年になるにつれて高校受験対策のカリキュラムや夏期講習・冬期講習が増え、費用が高くなる傾向にあります。

高校生の学習塾の料金相場は?

高校生の学習塾費の年間平均額は公立約10万7千円、私立約12万9千円です。小学生・中学生と同様に学年とともに費用が上がる傾向にあります。どの学年も私立が公立の1.5倍ほど費用が高くなっています。

上記の料金相場は塾や地域によっても異なるため、一つの目安としてご覧ください。料金の詳細は各学習塾に問い合わせることをおすすめします。

学習塾の費用対効果を高めるポイント

学習塾には少なくない費用がかかるため、料金の安さだけでなく費用対効果を考えて選ぶことが大切です。学習塾での費用対効果を高めるポイントを見ていきましょう。

学習塾に通う目的を明確にする

学習塾に通う目的は人それぞれ異なります。例えば「学校の成績を上げたい」「学習習慣をつけたい」「志望校に合格したい」など、塾に通う目的をお子様と話し合っておきましょう。

進学のための塾選びなら、学校の学習を補うだけでなく、受験対策を重視する塾がおすすめです。目的に合わない塾を選んでしまうと、授業についていけず、勉強へのモチベーションが保てないなどの可能性があります。

学習塾に通う目的によって必要な学習内容や講師のレベルなども変わってきますので、お子様と話し合い塾に通う目的を明確にしておきましょう。

学習塾や講師との相性を確認する

学習塾の授業形式や、講師との相性を確認することも大切です。例えば集団指導塾の授業ペースについていくのが難しい場合は、個別指導塾できめ細かい指導を受けることで成績が上がるケースも多いです。

指導方法が合わない塾では、子供のやる気が続かない可能性があります。子供との相性を確認するためにも、学習塾の無料体験授業は積極的に受けることをおすすめします。体験授業では授業内容や塾の雰囲気、講師との相性なども確認しておくと失敗を避けられるでしょう。

武蔵小金井・国立の個別指導塾フォルテでは、小学生向けの基本的な学習の習慣化から中学受験対策、中学生・高校生向けの定期テキスト対策、受験向け指導などを行っております。無料体験をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

小学生・中学生・高校生にとって学習塾の役割とは

小学生・中学生・高校生にとって、学習塾には学校とは違った役割があります。

学校の授業で足りない勉強量を補う

学校の授業だけではわからない部分をそのままにしたり、十分に理解するための演習時間が足りなかったりというケースはよくあります。学習塾では生徒一人ひとりの目的や理解度に合わせて、学校の授業における理解不足を補い、さらに発展的な学習に取り組むことができます。

効率的な受験対策

受験対策のために学習塾に通う小学生・中学生・高校生も多いです。学習塾では各学校の入試傾向を分析して対策を行っているため、効率よく計画的に受験対策ができます。志望校合格のための学力アップには、学習塾が圧倒的に有利です。

同じ目標を持つ生徒と切磋琢磨できる

学習塾では「成績を上げたい」「志望校に合格したい」などの目標を持った生徒と共に学ぶことができます。特に周囲の影響を受けやすい小学生や中学生にとって、目的意識の高い仲間と切磋琢磨できる環境に身を置くことは大切です。学習塾では、周囲の影響を受けて勉強へのモチベーションが高まることが期待できます。

小学生に学習塾は必要?判断の目安

「小学生はいつから学習塾に通わせるべきなのか?」とお悩みの方も多いかもしれません。こちらでは、小学生のお子様が塾に通う判断の目安をお伝えしていきます。

学習習慣が身についていない

学習習慣が身についていないお子様は、できるだけ早い時期に学習塾に通い始めるのが望ましいでしょう。中学生・高校生と成長するにつれて、勉強を自分で計画的に進める力が重要となってきます。学習塾では勉強の習慣化を徹底的にサポートしてくれるため、小学生のうちから学習塾に通って学習習慣を身につけるのがおすすめです。

学校の授業に不安がある

「学校の授業がわからない」「宿題ができない」「テストの点数が下がった」など、学校の授業に不安がないかも確認しましょう。学校の授業についていけない場合は基礎学力が身についていない可能性があり、学習塾通いを検討する目安といえます。特定の教科に苦手意識があるお子様は、理解できていない箇所をプロの目で判断してもらうためにも、学習塾を活用するのがおすすめです。

中学受験を考えている

中学受験を考えている場合、遅くとも小学3年生の2月頃には学習塾に通う準備を始めたほうがよいでしょう。多くの学習塾では、小学4年生頃から本格的な中学受験対策を進めるカリキュラムが組まれています。中学受験の出題内容は高度で専門的なため、学習塾で効率よく学ぶのが近道です。

中学生や高校生の学習に関するお悩みとは?

中学生・高校生の学習に関する悩みとして、以下のようなものが挙げられます。

授業についていけない

小学生から中学生、中学生から高校生になると、より難易度の高い内容を学ぶことになります。わからない箇所を放置してしまうと、その後もわからない箇所が増えていき、授業の内容が理解できなくなってしまうケースもあるのです。ついていけない授業は中学生・高校生にとって苦痛で、勉強へのモチベーションが下がってしまいます。

どう勉強したらいいかわからない

進級するにつれ問題の難易度が上がり、テスト範囲も広がっていきます。勉強量が多くて何から手をつけていいかわからない、計画立てて勉強できないといったお悩みを抱える方も多いです。

たくさん勉強しても成績が上がらない

毎日の宿題やテスト前の勉強など、しっかりと学習時間は取っているものの、成績が上がらない、テストの点数が上がらないこともあるはずです。

進路が決まらない

中学生であれば高校受験、高校生であれば大学受験が控えています。しかし、どの進路に進めばいいか迷っている方も多くいらっしゃいます。

こういったお悩みを抱えている場合、学習塾を利用するのも一つの方法です。学習塾であれば、学校の授業で教わった内容をカバーし、テストや受験対策の指導も行ってもらえます。

子供の性格や目的に合わせて授業形態を選ぼう!東京で学習塾をお探しなら

中学受験を控えた小学生の親御様をはじめ、高校・大学受験に向けて塾選びにお悩みの方も多いのではないでしょうか。特に小学生や明確な主張がない場合は、親が率先して探すことになるでしょう。

小学生・中学生・高校生の学習塾の授業形態には、大きく分けて「集団指導」と「個別指導」があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。また、指導教科やカリキュラムのほか、コース・料金システム、サポート体制、講師の質など学習塾によって異なります。学校の成績の向上や受験対策、勉強の習慣化など学習塾に通うための目的を明確にし、子供のタイプや目的に合わせて最適な学習塾を選ぶことが大切です。

東京で学習塾をお探しの方は、個別指導塾フォルテへぜひお問い合わせください。小学生向けの基本的な学習の習慣化から中学受験対策、高校・大学受験対策に向けた学習指導まで、幅広いコース・料金プランをご用意しております。

学習塾のフォルテが教えるお役立ち情報

株式会社ACフォルテの会社概要

会社名 株式会社ACフォルテ
代表・塾長 北山淳(桐朋中学・高校卒業 東京大学教育学部卒業)
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